2008年03月20日

2008年 宇宙の旅

皆さん「アーサー・C・クラーク」という名前をご存知でしょうか?
さあ?聞いたこと無いなあ…という方でも、
『2001年 宇宙の旅』というタイトルは、ご存知でしょう。

1968年に公開されたSF映画で、スタンリー・キューブリック監督の代表作の一つです。
キューブリックが異星人とのファーストコンタクトを描く映画を撮影すると決めたときに、
その科学考証や共同脚本などをクラーク氏に依頼し、二人でアイデアを出し合って撮影されたのが
『2001年 宇宙の旅』なのです。

ではそんな、クラーク氏は何者かというと、
ロバート・A・ハインライン(映画『スターシップ・トゥルーパーズ』の原作者)、
アイザック・アシモフ(映画『アンドリューNDR114』『アイ,ロボット』の原作者)と並んで
20世紀を代表するSF作家として、100冊以上のサイエンスフィクション、
フィクションを世に送った作家でもあり、
現在の世界にかかせない静止衛星の概念を考案したことでも知られ、
1998年にはエリザベス女王からナイトの称号を授与され、
「サー・アーサー・チャールズ・クラーク」となった、偉大な人物なのです。

しかし…、

昨日、3月19日未明、スリランカ・コロンボの病院にて
呼吸不全のためお亡くなりになりました。
1917年12月16日生まれ、享年90歳でした。
クラーク氏は、死の直前まで宇宙人の存在が証明されること、
今よりも美しいエネルギーを抱いた世界になること、
そして自分が住むスリランカの内戦が終結し、
平和な未来が訪れることを願っていたといいます。

子供の頃にテレビで観た『2001年 宇宙の旅』は、幼心に衝撃的でした。
しかし、物語自体はかなり難解で、当時は全く理解できないものでした
(今でも理解できているか怪しいですが…)。
人類が人類になる前、類人猿の生活から始まり
偶然手にした骨(武器)を振り上げ、同じ猿を殺すことによって「ヒト」として進化する。
そして空に振り上げられたその骨がいつの間にか
宇宙に浮かぶミサイル衛星に代わっている。
そんなシーンで、400万年に及ぶ「ヒト」の進化を表すなんて…。
さらにアポロの月面着陸の前年に造られた作品とは思えない、リアルな宇宙描写!
そして、かのジョンレノンにして
「この映画は一日24時間、寺院で上映されるべきだ」と言わしめたほどの荘厳さ。

機会があれば観てみてはいかがでしょう。
ただ、先にも言いましたが非常に難解というか、始めて観るとワケワカランと思います。
そんな方は5年後にもう一度、そして20年後にもう一度観てください。
この作品は20年、30年越しで観て、初めて良さがにじみ出てくるものなので、ご注意を。

そして、なんだかんだで2008年。
あの時に思い描いていた未来とは違いますが、
今私たちの頭の上で日本人宇宙飛行士が
国際宇宙ステーションを組み立てているというのも、
まんざら悪くない未来かもしれませんね。
posted by concierge at 21:09| 広島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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